ステークホルダーとの対話

インフロニアの目指す未来「どこまでも、インフラサービスの自由が広がる世界。」の実現には、適切な情報開示とステークホルダーの皆様との対話が重要です。これまで様々な形での対話を重ねており、今後も良好かつ円滑な関係を維持し、信頼関係を構築していくことで、共同の利益や長期的な価値を共創し、社会価値の創造に貢献します。

インフロニアのステークホルダーとの主なコミュニケーション方法

近年の複雑化、深刻化する社会課題に対して、解決に結びつく企業の取り組みが社会から期待されています。
インフロニアグループはステークホルダーとのコミュニケーションを通じて社会からの期待を把握し、持続可能な社会実現へ向けた取り組みを推進します。また、具体的には以下のようなコミュニケーションを通じてステークホルダーとの信頼関係の構築に努めています。

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ステークホルダー 方針(当社の責任、ステークホルダーからの期待) 主なエンゲージメントの機会 経営および事業活動への反映
投資家・評価機関・株主
建設的な対話を行い、その要望を経営に反映することで持続的な成長による中長期的な企業価値向上を目指します。 決算説明会 年4回
  • 経営の透明性確保、ガバナンス強化
  • 適時適切な情報開示
  • 適正な株主還元
  • 企業価値の向上
  • 積極的な対話を通じた信頼関係の構築
有価証券報告書、四半期報告書の発行 年4回
統合報告書の発行 年1回
コーポレートガバナンス報告書 随時
IRサイトでの情報開示 随時
ESG評価機関への情報開示 随時
国内外の機関投資家への訪問や個別取材 随時
投資家とのスモールミーティング 随時
定時株主総会 年1回
株主通信の発行 年2回
IR DAY 年1回
地域社会 地域社会の一員であるという認識を持ち、それぞれの地域と継続してコミュニケーションをはかることで社会や地域の課題解決に向けたさまざまな取り組みを行います。また、NPO・NGOとパートナーシップを醸成し、協働によるプロジェクトを推進することで社会課題の解決に貢献します。 経済団体、業界団体との協働 随時
  • 地域社会への貢献/地域社会との共生
  • それぞれの地域が抱える課題の解決
  • 社員の社会貢献を通じたCSRに関する意識向上
NPO・NGOとの対話 随時
国際イニシアチブとの協働 随時
自治体・地域社会との対話 随時
住民説明会の実施 随時
現場・施設等の見学会実施 随時
工事新聞などによる情報発信 随時
社会貢献活動における協働・協賛 随時
災害発生時の復興支援 随時
スポーツ・地域振興やSDGs関連の協賛・イベント実施 随時
地域イベントなどへの参加 随時
Webサイトからの意見交換 随時
顧客 顧客のニーズを的確に把握し、インフラストラクチャー・ビジネスの既成概念に挑み、イノベーティブなアイデアで、世界中に最適なサービスを提供することで信頼獲得に努めます。 顧客満足度調査(工事成績評点) 随時
  • 最適なインフラサービスの提供
  • 社会・地域の安全安心
  • 社会・地域のサステナビリティ
  • 発注者の課題解決
  • 顧客情報の適切な管理
日々の営業活動 随時
(施工物件の)定例会議 定期
建造物・商品の定期検査、メンテナンス 定期
展示会、イベント 随時
社外広報誌等の発行 随時
Webサイトでの情報開示 随時
電話やWebサイトでのユーザーからの声 随時
統合報告書の発行 年1回
採用・その家族
(リクルート)

グループ全体での戦略的な人材獲得・育成により、個と企業の持続的成長を促進します。

即戦力となる専門人材を積極的採用し、新たな事業領域へ迅速に進出します。

talentbookやInstagramによる情報発信(グループ共通) 月2回以上
  • 顕在的および潜在的求職者に対する当社グループの知名度と理解度向上を通じた採用母集団の質と量の強化
  • 社会課題「奨学金未返済問題」に対する解決と自社社員に対する経済的支援、エンゲージメント向上
  • 建設業界の担い手不足および自社の技術系人材の確保と育成
  • 産学連携による研究開発の促進と学生に対する自社に対する興味関心を高めて惹きつける
学生向けの会社見学、現場見学、インターンシップの開催(事業会社共通) 随時
奨学金返済支援制度(前田道路) 年間12万円まで
海外土木系学生への奨学金制度(前田道路) 毎年
地元学校との共同研究や後援会を通じた支援(前田道路・前田製作所) 随時
協力会社・提携先

ともに安全衛生および品質に関する取り組みを行い、パートナーシップを醸成、信頼関係を構築します。また、次世代の担い手確保に向けた取り組みをともに推進します。

公正で自由な競争と適正な取引を行うとともに、サプライチェーン全体で環境・社会課題の解決に向けた取り組みに努めることで信頼関係を深めます。

分野を越えた連携、そしてイノベーションプラットフォームの提供によって、新たな価値の創出に努めます。

協力会社の表彰制度 随時
  • 安全な職場の実現(外国人就労者向けの対応含む:多言語での安全教育や掲示物設置など)
  • 技術およびキャリアの適正な評価(キャリアアップシステム、マスター・マイスター制度)
  • 次世代の担い手育成
  • 共創プロジェクトの推進
  • サプライチェーンを通じた法令遵守、人権、環境への配慮
  • 体験を通じた働く環境、仕事内容の理解により自社に対する興味関心を高めて惹きつける
  • 技術力向上支援(勉強会、改善活動表彰など)
  • ベンチャー企業の価値最大化
  • 技術の社会実装
  • 環境技術やサービスの創出
作業所での安全教育 随時
品質に関する協力会社勉強会 随時
後継者育成の取り組み 随時
リクルート活動の支援 随時
TeamZ(協力会社会)のHPの運営・支援 随時
オンライン展示会等イベントの実施 随時
ICI総合センターの設備提供 随時
取引先継続評価の実施 随時
内部通報窓口の設置 随時
Webサイト、各種SNSでの情報発信 随時
問い合わせ窓口の設置 随時
日々の調達活動 随時
新規契約時のアンケート 随時
調達先の現地調査 随時
社員・その家族 社員一人ひとりの個性を尊重し、多様な人材の活躍できる、働きがいのある職場環境・制度を整えます。既成概念を超越し自由な視点から世界を変えていく社員を育成し、企業の成長を目指します。 タウンミーティングの実施(13拠点での実施) 年1回
  • 人材育成、人材の活用
  • 適切な人事評価(評価制度の改定)
  • 企業風土の改善(テレワークの推進、フリーアドレスの導入など)
  • 多様な働き方の実現/ワークライフバランスの実現
  • 安全・快適な職場環境の実現
  • 社員の健康維持・増進、メンタルヘルス不調の未然防止
  • 法令遵守や人権の尊重など
  • 環境リテラシーの普及や啓発
理念浸透活動の実施 随時
新入社員合同研修の実施 年1回
自己申告制度 年2回
従業員エンゲージメントサーベイ 年1回
内部通報窓口の設置 随時
グループ共通サイトでの経営情報等の集約と配信 随時
決算説明会(全役職員へのオンライン配信) 年4回
インフロニアグループ共通のグループ報 年1回
家族まで利用できる福利厚生メニューの拡充 随時
経営層からの経営方針の伝達 年1回
イントラネット 随時
社内広報誌の発行 年4回
統合報告書の発行 年1回
各種研修の実施 定期
上司・部下の面談 定期
マエダ・マネジメント・フィードバックの実施 年1回
ストレスチェックの実施 年1回
サステナビリティセミナーの実施 年1回
統合報告書説明動画の配信 年1回
地球 地球も大切なステークホルダーと位置づけ、インフラサービスを通して人々の豊かで安心な生活の実現に寄与することにより、社会とともに持続可能な発展をめざします。 定期的な環境負荷情報の開示 年1回
  • 環境法令の遵守
  • 気候変動への対応
  • 循環型社会の構築
  • 生物多様性保全
  • 環境負荷低減製品の提供
環境負荷低減技術・製品の開発 随時
「地球への配当」による活動や寄付 随時
社会貢献活動における協働・協賛 随時
NPO・NGOとの対話 随時
社内エコポイント制度「Me-pon」 随時

投資家・評価機関(安定株主)

方針(当社の責任、ステークホルダーからの期待)

建設的な対話を行い、その要望を経営に反映することで持続的な成長による中長期的な企業価値向上を目指します。

主なエンゲージメントの機会
決算説明会 年4回
有価証券報告書、四半期報告書の発行 年4回
統合報告書の発行 年1回
コーポレートガバナンス報告書 随時
IRサイトでの情報開示 随時
ESG評価機関への情報開示 随時
国内外の機関投資家への訪問や個別取材 随時
投資家とのスモールミーティング 随時
定時株主総会 年1回
株主通信の発行 年2回
IR DAY 年1回
経営および事業活動への反映
  • 経営の透明性確保、ガバナンス強化
  • 適時適切な情報開示
  • 適正な株主還元
  • 企業価値の向上
  • 積極的な対話を通じた信頼関係の構築

地域社会

方針(当社の責任、ステークホルダーからの期待)

地域社会の一員であるという認識を持ち、それぞれの地域と継続してコミュニケーションをはかることで社会や地域の課題解決に向けたさまざまな取り組みを行います。また、NPO・NGOとパートナーシップを醸成し、協働によるプロジェクトを推進することで社会課題の解決に貢献します。

主なエンゲージメントの機会
経済団体、業界団体との協働 随時
NPO・NGOとの対話 随時
国際イニシアチブとの協働 随時
自治体・地域社会との対話 随時
住民説明会の実施 随時
現場・施設等の見学会実施 随時
工事新聞などによる情報発信 随時
社会貢献活動における協働・協賛 随時
災害発生時の復興支援 随時
スポーツ・地域振興やSDGs関連の協賛・イベント実施 随時
地域イベントなどへの参加 随時
Webサイトからの意見交換 随時
経営および事業活動への反映
  • 地域社会への貢献/地域社会との共生
  • それぞれの地域が抱える課題の解決
  • 社員の社会貢献を通じたCSRに関する意識向上

顧客

方針(当社の責任、ステークホルダーからの期待)

顧客のニーズを的確に把握し、インフラストラクチャー・ビジネスの既成概念に挑み、イノベーティブなアイデアで、世界中に最適なサービスを提供することで信頼獲得に努めます。

主なエンゲージメントの機会
顧客満足度調査(工事成績評点) 随時
日々の営業活動 随時
(施工物件の)定例会議 定期
建造物・商品の定期検査、メンテナンス 定期
展示会、イベント 随時
社外広報誌等の発行 随時
Webサイトでの情報開示 随時
電話やWebサイトでのユーザーからの声 随時
統合報告書の発行 年1回
経営および事業活動への反映
  • 最適なインフラサービスの提供
  • 社会・地域の安全安心
  • 社会・地域のサステナビリティ
  • 発注者の課題解決
  • 顧客情報の適切な管理

採用・その家族(リクルート)

方針(当社の責任、ステークホルダーからの期待)

グループ全体での戦略的な人材獲得・育成により、個と企業の持続的成長を促進します。

即戦力となる専門人材を積極的採用し、新たな事業領域へ迅速に進出します。

主なエンゲージメントの機会
talentbookやInstagramによる情報発信(グループ共通) 月2回以上
学生向けの会社見学、現場見学、インターンシップの開催(事業会社共通) 随時
奨学金返済支援制度(前田道路) 年間12万円まで
海外土木系学生への奨学金制度(前田道路) 毎年
地元学校との共同研究や後援会を通じた支援(前田道路・前田製作所) 随時
経営および事業活動への反映
  • 顕在的および潜在的求職者に対する当社グループの知名度と理解度向上を通じた採用母集団の質と量の強化
  • 社会課題「奨学金未返済問題」に対する解決と自社社員に対する経済的支援、エンゲージメント向上
  • 建設業界の担い手不足および自社の技術系人材の確保と育成
  • 産学連携による研究開発の促進と学生に対する自社に対する興味関心を高めて惹きつける

協力会社・提携先

方針(当社の責任、ステークホルダーからの期待)

ともに安全衛生および品質に関する取り組みを行い、パートナーシップを醸成、信頼関係を構築します。また、次世代の担い手確保に向けた取り組みをともに推進します。

公正で自由な競争と適正な取引を行うとともに、サプライチェーン全体で環境・社会課題の解決に向けた取り組みに努めることで信頼関係を深めます。

分野を越えた連携、そしてイノベーションプラットフォームの提供によって、新たな価値の創出に努めます。

主なエンゲージメントの機会
協力会社の表彰制度 随時
作業所での安全教育 随時
品質に関する協力会社勉強会 随時
後継者育成の取り組み 随時
リクルート活動の支援 随時
TeamZ(協力会社会)のHPの運営・支援 随時
オンライン展示会等イベントの実施 随時
ICI総合センターの設備提供 随時
取引先継続評価の実施 随時
内部通報窓口の設置 随時
Webサイト、各種SNSでの情報発信 随時
問い合わせ窓口の設置 随時
日々の調達活動 随時
新規契約時のアンケート 随時
調達先の現地調査 随時
経営および事業活動への反映
  • 安全な職場の実現(外国人就労者向けの対応含む:多言語での安全教育や掲示物設置など)
  • 技術およびキャリアの適正な評価(キャリアアップシステム、マスター・マイスター制度)
  • 次世代の担い手育成
  • 共創プロジェクトの推進
  • サプライチェーンを通じた法令遵守、人権、環境への配慮
  • 体験を通じた働く環境、仕事内容の理解により自社に対する興味関心を高めて惹きつける
  • 技術力向上支援(勉強会、改善活動表彰など)
  • ベンチャー企業の価値最大化
  • 技術の社会実装
  • 環境技術やサービスの創出

社員・その家族

方針(当社の責任、ステークホルダーからの期待)

社員一人ひとりの個性を尊重し、多様な人材の活躍できる、働きがいのある職場環境・制度を整えます。既成概念を超越し自由な視点から世界を変えていく社員を育成し、企業の成長を目指します。

主なエンゲージメントの機会
タウンミーティングの実施(13拠点での実施) 年1回
理念浸透活動の実施 随時
自己申告制度 年2回
新入社員合同研修の実施 年1回
従業員エンゲージメントサーベイ 年1回
内部通報窓口の設置 随時
グループ共通サイトでの経営情報等の集約と配信 随時
決算説明会(全役職員へのオンライン配信) 年4回
インフロニアグループ共通のグループ報 年1回
家族まで利用できる福利厚生メニューの拡充 随時
経営層からの経営方針の伝達 年1回
イントラネット 随時
社内広報誌の発行 年4回
統合報告書の発行 年1回
各種研修の実施 定期
上司・部下の面談 定期
マエダ・マネジメント・フィードバックの実施 年1回
ストレスチェックの実施 年1回
サステナビリティセミナーの実施 年1回
統合報告書説明動画の配信 年1回
経営および事業活動への反映
  • 人材育成、人材の活用
  • 適切な人事評価(評価制度の改定)
  • 企業風土の改善(テレワークの推進、フリーアドレスの導入など)
  • 多様な働き方の実現/ワークライフバランスの実現
  • 安全・快適な職場環境の実現
  • 社員の健康維持・増進、メンタルヘルス不調の未然防止
  • 法令遵守や人権の尊重など
  • 環境リテラシーの普及や啓発

地球

方針(当社の責任、ステークホルダーからの期待)

地球も大切なステークホルダーと位置づけ、インフラサービスを通して人々の豊かで安心な生活の実現に寄与することにより、社会とともに持続可能な発展をめざします。

主なエンゲージメントの機会
定期的な環境負荷情報の開示 年1回
環境負荷低減技術・製品の開発 随時
「地球への配当」による活動や寄付 随時
社会貢献活動における協働・協賛 随時
NPO・NGOとの対話 随時
社内エコポイント制度「Me-pon」 随時
経営および事業活動への反映
  • 環境法令の遵守
  • 気候変動への対応
  • 循環型社会の構築
  • 生物多様性保全
  • 環境負荷低減製品の提供
ステークホルダーの黄色の色の濃さ()は、より濃い色がアウター寄り、より薄い色がインナー寄りの意味。地球()については別枠とした。

主な対話の事例

投資家

IR DAY2024

当社グループの事業について理解を深めていただく目的で、IRDAYを初開催しました。各事業会社役員よりセグメントごとの強みや今後の戦略をお伝えし、アナリストの皆様とディスカッションを行いました。今後も積極的な対話と丁寧なIR情報発信により企業価値向上を目指します。

アナリストの声

株式市場では一般に、企業価値向上に向け、投資家との対話を通じた透明性や信頼性の更なる向上が求められています。貴社では、説明会における岐部社長の丁寧な説明や、IR DAYや現場見学会の開催を通じて、株式市場からの理解が深まっていると思います。今後とも積極的なIR活動とともに、継続した経営陣との対話の機会や貴社の特徴であるコンセッション、再生可能エネルギーの取り組みに関するKPIやパイプライン等の情報開示、利益成長イメージの共有を期待したいと思います。

野村證券株式会社
エクイティリサーチ部 建設セクター アナリスト
濱川 友吾氏

投資家(海外)

海外IR活動

当社は国内だけでなく、海外投資家の皆様と積極的に意見交換を行ってきました。昨年は北米・欧州・アジアの各国にて海外IRを実施し、直接、海外投資家の皆様に当社グループの強みや戦略を伝え、意見を頂きました。今後も国内だけでなくグローバルな株式市場で当社の理解を深めてもらうべく、積極的な海外IRを続けていきます。

アナリストの声

私たち株式アナリストは、綿密なボトムアップリサーチに基づいて事業会社の長期的な収益力やキャッシュフロー創出力を予想しています。このプロセスには、財務分析のみならず、実際に企業に足を運び、事業環境や戦略を理解することが欠かせません。また最近は、資本のアロケーションや株主還元について、経営陣との対話の重要性も増していると考えます。インフロニアではこうした投資家のニーズを汲み、面談や事業見学会などIR活動に積極的にご対応いただいています。特に今年初開催されたIR Dayは、岐部社長はじめ各部門の方々と投資家が率直に意見交換する貴重な機会となりました。
インフロニアではこれまでも建設事業におけるDXの活用など先進的な取り組みを進めてきましたが、加えて近年では再生可能エネルギーやコンセッションなど従来の建設業の枠組みを超えた新たな事業分野にも意欲的に投資を広げています。こうした投資が長期的に高いリターンや企業価値向上に寄与し得ることを投資家にわかりやすく提示していただけるよう、今後もIR活動の一層の進化を期待しています。

アライアンス・バーンスタイン株式会社
運用調査部 リサーチ・アナリスト
辺見 愛子氏

地域社会(学校)

上尾市立東中学校と環境に関する意見交換会

前田建設のWebサイト「木で建ててみよう」に関心をもっていただいたことをきっかけに、校外学習の一環として、埼玉県上尾市立東中学校の2年生6名と森林破壊・海洋汚染の問題を中心に、環境問題一般やインフロニアの考える未来について意見を交わしました。建設業界の理解促進と環境意識の向上を目指し、相互に学び合える機会となりました。

上尾市立東中学校生徒の声

参加した生徒の皆さんからは、「植林活動と建設業の関わりを知ることができた」「前田建設が違法な森林伐採や過剰な森林伐採についてどのように考えているか知ることができた」「海と森林が密接に関係していることや、森林を大切にすれば生き物や人間が豊かに暮らせることがわかった」「これからもっと森のことについて理解を深めて森を大切にしたい」などの声が上がりました。

地域社会(NPO)

森林づくりに関するシンポジウム

「全国で広げる!協働による森林づくり」シンポジウムに前田建設が登壇しました。公益社団法人国土緑化推進機構とNPO法人森づくりフォーラムの主催で、企業・自治体・NPO・市民らの“協働”の森林づくりをテーマに開催し、「地球への配当」で取り組む自社の森林整備活動について発表・パネルディスカッションを行いました。前田建設の他、NPO法人森のライフスタイル研究所、滋賀県琵琶湖環境部森林政策課、岩手大学農学部山本教授が登壇され、森林づくり活動の活性化ついて考える場となりました。今後も様々な立場の声に耳を傾け対話を行い、取り組みに反映させていきます。

協働しているNPO法人の声

前田建設とは、2011年4月以降「MAEDAの森 佐久」で企業の森づくり活動を、また、2012年以降、森林や里山をフィールドにして、地域・環境貢献をテーマにした新入社員研修を協働で取り組んでおります。企業とNPOという立場を超えての取り組みを充実させていくことで、お互いを補い、多様化・複雑化している社会課題の解決に向けてのパートナーになっています。MAEDAの経営理念体系とCSR体系の関係が明確でありブレておらず、腰を据えての長期的な取り組みが素晴らしいと評価しています。また、当団体との取り組みにおいては、若手の登用を積極的に行い従業員の活躍の場を創出されていると思っています。今後は、森林や里山をフィールドにした研修を入社時以外にも拡げ、経済的価値と社会的価値の両立を深化させていただきたい。

特定非営利活動法人 森のライフスタイル研究所
代表理事所長
竹垣 英信氏

社員

前田製作所 女性研修会

前田製作所では、女性社員がキャリアに関する悩みを共有する機会が不足しているという実態調査結果を受けて「女性研修会」を開催しました。全社の女性社員をはじめ、役員、男性社員数名の総勢87名が参加しました。社内制度説明、パネルディスカッションの他、登壇した社員からは、子育てやキャリア・男性育休・休職者サポート等について語っていただきました。引き続き、社員一人ひとりが個性や能力を発揮できる職場環境づくりに取り組んでいきます。

ステークホルダーの声

参加した社員からは、「普段電話やメールのみの繋がりの人、面識のない人とも顔を合わせることができて、今後の業務がしやすくなった」「会社にも親近感を抱いた」などの感想があり、一体感を感じられた研修会でした。また、「様々な目線からの話を聞けて、生活や仕事のヒントになった」「子育てをしながら管理職にチャレンジする希望が持てた」など自分事でキャリアを考えるきっかけになりました。「男性にも是非聞いてほしい」などの声も多く、次回開催への期待も寄せられました。