インフロニアグループは、事業運営における多様なリスクを認識し、適切に管理することを重要な経営課題と位置付けています。リスクを適切に認識した上で戦略的にリスクテイクを行うことで、企業価値の向上と持続可能な成長の実現を目指しています。この考え方はグループ全体で共有され、すべての事業活動において実践されています。
適切なリスク管理を行うため四半期ごとにリスク管理委員会を開催しています。委員会の委員長はCEOとし、経営層および各部門の責任者が参加する体制のもと、事業活動や外部環境等の変化に伴うリスクを網羅的に把握しています。(※図1)
具体的には、中期経営計画「INFRONEER Medium-term Vision 2027」で定めた、戦略の三本柱および重点施策とリスク管理を一体的に捉え、「ガバナンス・コンプライアンス・開示と報告」、「戦略と計画」、「業務運営と経営」の各視点からリスクを抽出し、各重点施策に紐づくリスクを体系的に整理しています。
抽出されたリスクについては、発生可能性および影響度の観点から評価・優先順位付けを行い、重点リスクを特定しています。
さらに、重点リスクについては優先的に対策を策定し、その進捗を継続的にモニタリングするとともに、リスク要因間の相関性も踏まえて定期的に見直すことで、リスクマネジメントの実効性を高めています。(※図2、表1)
リスク管理委員会での審議内容は、四半期ごとに取締役会に報告され、取締役会はその有効性を評価しフィードバックを行います。この評価結果を管理体制に反映させ、是正・改善を図ることでリスク管理の精度を向上させています。
▶各重点施策に関連するリスク認識と対応策の詳細は有価証券報告書をご覧ください
当社グループでは、第一に当社の従業員およびその家族の生命・安全を確保の上、各拠点の被害状況を把握し二次災害の防止を行うとともに、被災拠点への支援並びに周辺地域からの救助要請に応えることを基本方針としています。
この方針に基づき、インフラを上流から下流までワンストップでマネジメントする「総合インフラサービス企業」としての使命を果たすために、各主要子会社において事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)を策定し、定期的に見直しを行っています。
当社グループでは、BCPの実効性を担保するために、年1回、グループ会社全従業員が参加するBCP訓練を実施しております。訓練では従業員の安否確認や各主要子会社の被災情報などを集約・共有するとともに、経営資源(人・モノ・資金)のグループ間での調整確認や社外への開示文書作成訓練を行っています。
これらの取り組み等を通じて、当社グループは不測の事態にも迅速かつ適切に対応し、事業継続力の向上に努めてまいります。