インフロニアグループは、地球資源の恩恵を受けながら事業活動を行っていることから、事業利益の一部を株主配当と同様に投資者「地球」に還元するという考えのもと、地球への配当を通じた諸活動を推進しており、連結純利益の2%を目安に配当額を設定しています。
当社グループでは、社会や地域が抱えるさまざまな課題の解決にむけた活動の実施、および活動に対する資源や能力の投入に関しては、各事業会社ごとの自主性を重んじています。また、資源やノウハウ、情報を相互補完するために、NPOやNGO、地域社会のボランティア団体などのパートナーとの連携も行っています。
社会貢献活動は社会や地域とのコミュニケーションを目的としているため、実施回数などの目標を定めていません。社会や地域の課題を知り、解決に向けて自発的に活動することが重要であると考えています。
主に環境に関する社会課題の解決を目的とした活動を支援するための仕組みです。課題ごとにカテゴリーを分け、これらに該当する活動に対して内容を精査し、支援を行っています。
社会課題解決に資する事業や技術、アイデアを持つベンチャー企業などへの出資を通じた支援を行っています。
日常生活で積極的に環境活動に取り組む社員とその家族を応援するための活動で、自主的な業務外の環境活動に対し、会社が専用のWebサイトを通じてポイントを付与します。
カテゴリー | 拠出内容 | 拠出金額(税抜) |
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インフロニアの森 | インフロニアの森・たかもり 森林整備活動費用 | 198,853 |
インフロニアの森 | 2023年度新入社員森林整備活動 | 3,500,559 |
インフロニアの森 | MAEDAの森福井植樹祭 | 21,500 |
インフロニアの森 | MAEDAの森・佐久 森林整備活動 | 639,351 |
エコエンジェル | 東急SDGsトレインの協賛 | 4,231,620 |
エコエンジェル | 九州大学馬奈木教授とのESG共同研究の取り組み | 8,000,000 |
エコエンジェル | 日本障害者スキー連盟への協賛 | 10,000,000 |
エコエンジェル | 公益財団法人日本交響楽振興財団2023年度賛助会費 | 200,000 |
エコエイド | チャールズ・ダーウィン財団 視聴覚資料のデジタル化支援 | 500,000 |
エコエンジェル | 福井県UIターン奨学金返還支援事業への拠出(企業版ふるさと納税) | 1,000,000 |
エコエンジェル | 塩崎小学校創立150周年記念事業 | 90,909 |
エコエンジェル | 信州ブレイブウォリアーズによるSDGs活動への協賛 | 300,000 |
エコエンジェル | 公益財団法人オイスカ 年会費拠出 | 100,000 |
エコエンジェル | 「レバンガ北海道」SDGs活動の取組みへの賛同 | 5,000,000 |
エコエンジェル | 『東京・春・音楽祭2024』への協賛 | 1,000,000 |
エコエンジェル | 経団連自然保護基金2023年度寄附金 | 500,000 |
エコエンジェル | 旧渡辺甚吉邸の再活用事業に関する社会的インパクト可視化プジェクト | 4,995,000 |
エコエンジェル | 第7 回 「がんばっぺ福島!応援のつどい」協賛 | 300,000 |
エコエンジェル | 能登半島地震 支援チャリティーコンサートへの協賛 | 500,000 |
エコエンジェル | 建設資源循環のあるべき姿 と その実現のための情報インフラの検討 | 1,500,000 |
エコシステム | 環境教育プロジェクト/Bonin Infrastructure Initiative 2023 | 2,608,032 |
エコエンジェル | 非化石証書2023年度 | 45,500,000 |
エコエイド | GCオイスカ「子どもの森」計画(タイ)寄付金 | 1,000,000 |
エコエンジェル | 2023年度法人賛助会費 | 100,000 |
エコエンジェル | 2023年度賛助会費 | 60,000 |
エコエンジェル | 日本赤十字社寄付金 | 57,000 |
エコエンジェル | 日本聾唖学校後援会寄付金 | 5,700 |
エコエンジェル | 公益財団法人がんの子どもを守る会寄付金 | 22,800 |
エコエンジェル | Me-pon運営費用 | 12,166,613 |
計 | 104,097,937 |
地球への配当搬出額 | 事業会社 | 単位 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
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インフロニア | 百万円 | - | - | 600 | 66 | 104 |
環境経営への理解促進と体験を目的に、新入社員研修において森林整備活動を実施しています。2013年からNPO法人森のライフスタイル研究所の指導のもと、森づくり活動や散策路の整備等を実施しています。
2023年度は八王子にある「上川の里」にて散策路における山留の設置や手すり整備を実施しました。
2010年度より「MAEDAの森・佐久(長野県佐久市)」の協定を結び、継続的に活動を続けています。NPO法人森のライフスタイル研究所と協働して森林保全活動を実施しており、伐期を迎えた森林を伐採し、コナラを植林しています。
年に1度職員と協力会社の方々で森林整備活動を実施し、継続的に森林の保全を行っています。
2024年1月1日に発生した石川県能登半島地震によって被災された方々へ少しでも役に立ちたい、という願いから開催された「能登半島地震 支援チャリティーコンサート」へ協賛しました。
当公演当日はロビーに募金箱が設置され、収益金は全て被災された方々の為に寄付されました。
2010年度より自治体が設ける企業の森づくり制度を通じて「インフロニアの森 たかもり」(熊本県阿蘇郡高森町)の協定を結び、継続的に支援を行っています。現地NPO法人と協働して森林保全活動を実施する他、毎年行う森林整備活動では、社員、家族とともに森づくりの輪を広げています。
この活動も10年目を迎えました。植林や森林の下刈り等による地球温暖化抑制への貢献や、ボランティア活動を通じた地域交流への寄与など、長年の取り組みが評価された結果、2022年に熊本県の県知事表彰を受賞しました。
Me-pon(ミーポン)はインフロニア・ホールディングス独自の「地球への配当」という枠組みの一部として運営しています。この「地球への配当」の枠組みで、社員やその家族の環境活動をサポートするしくみがMe-ponです。
Me-ponでは、下図に示すように、社員やその家族が行う自主的な業務外の環境活動に対して会社がポイントを付与します。貯めたポイントは、株式会社タニタヘルスリンクのシステムを通じて楽天ポイントやAmazonギフト券に交換することができます。その他にも貯めたポイントで各種団体への寄付も行えるシステムを導入しています。
エコ活動をしてポイントを貯め、さらにそのポイントで環境に優しい製品などを自分で選んで購入する、この様な地球に優しいしくみを社員と共に作り上げています。