水の安全保障

水の安全保障

方針・考え方

インフロニアグループが⼿がけるインフラ分野の⼀つに水道事業があり、水資源の保全を重要な環境課題であると認識しています。事業活動における水資源の持続可能な利用⽅法を追求することを目的に、水の効率的な使用、リサイクル、再利用、排水処理を徹底するとともに、使用量の削減に取り組んでいます。さらに、水道事業を通して水に関連するインフラ整備、水問題の解決に貢献していきます。

目標

当社グループの全事業において、水の消費/取水量の削減、水源の適切な管理を推進するとともに、あらゆる排水(または放流)に対し、必要に応じて特性を示し、監視・制御・処理を実施します。2027年度中に、当社グループの全事業において、水資源消費を最適化するという目標を掲げました。
また、前田建設では社屋における水の使用量の削減についてそれぞれ目標値を定めています。東京の社屋では2024年度の40L/人・日という目標に対して35L/人・日の実績になっています。

取り組み

水ストレス地域

三井住友建設では、WWF Biodiversity Risk Filterを活用し、物理的な水リスクが高い地域について拠点の評価を行いました。評価を行った拠点では物理的な水リスクが高いと評価された拠点はありませんでした。

水資源の活用

当社グループでは、人々の生活や産業を支える基盤である水道・工業用水道・下水道分野において、大阪市工業用水道特定運営事業等や三浦市公共水道(東部処理区)運営事業といった官民連携事業等を通じて管路を含むインフラの持続可能性向上に貢献します。これらの事業はSPCを組成し、運営を行っています。このSPCには水事業を行う他企業も出資しており、ともに水資源消費の最適化に取り組んでいます。

水損失防止の取り組み

前田建設が事業参画する大阪市工業用水道特定運営事業では大規模漏水防止(不要な水損失防止)に向け、漏水センサや衛生画像解析技術等を用いた状態監視保全を実施しています。2024年度の大規模漏水は0件でした。
また、三浦市公共下水道(東部処理区)運営事業では、公共用水域への放流水質基準について、法令より上乗せの基準値で管理しています。
COD※は法令基準25mg/lに対し15mg/l、SSは法令基準40mg/lに対し10mg/l、pHは法令基準5.8~8.6に対し6.0~8.0等の基準値を設定しており、2024年度の実績は全ての項目を満たしております。 ※化学的酸素要求量のことで、主に湖沼や海域の水質汚濁の程度を表す指標。

工業用水をもっと身近にする取り組み

当社子会社である、みおつくし工業用水コンセッション(株)は、工業用水道事業許可を取得し、事業運営・施設管理全般を実施しています。地域住民の方々をはじめとした幅広いステークホルダーへ向け、工業用水の製造プロセスや活用方法について情報公開に努めています。

水資源の保全

工場や工事現場の敷地からの公共水域への汚水流出防止に努めています。
前田建設では、作業所毎で流出リスクの特定を行い、緊急事態対応方法を定めています。万一、流出した場合に備え、吸着マットやオイルフェンスによる対応を迅速に行うための訓練を実施しており、内部監査等で実施状況の確認をしています。

水使用量削減に向けた取り組み

前田建設では水使用量の削減に貢献する「節水型便器」をグリーン調達品と定め、顧客への採用を提案し、採用を促進しています。前田建設が調達した節水便器の数量は、グリーン調達実績として公開しています。

環境

環境マネジメント 気候変動 循環経済 汚染防止 自然再興 生物多様性タイムライン 水の安全保障 環境データ