さいたま市、大阪大学大学院工学研究科と包括連携協定を締結
インフロニア・ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、社長:岐部一誠、以下「インフロニア」)は、さいたま市及び国立大学法人大阪大学大学院工学研究科(大学院工学研究科長:大政健史)とさいたま市における地域・暮らしの安心・安全の実現、公共施設及びインフラに係る市民サービスの更なる向上を目指し、包括連携協定を2024年10月25日に締結しました。
さいたま市は、昨年度にインフロニア・前田建設・前田道路共同提案体※1が国土交通省より受託した「インフラ運営等に係る民間提案型『官民連携モデリング』業務 その1:インフラ群マネジメント (以下、「官民連携モデリング業務」)」におけるモデル自治体として連携し、より効率的で効果的なインフラ運営を進める事業スキームについて検討を実施しました。
また、今年度現在、前田道路・三浦建設工業特定共同企業体は、さいたま市岩槻区における包括的道路パトロール業務を受託しており、地域・暮らしの安心・安全の実現に向けて業務に取り組んでいます。
大阪大学の貝戸清之教授の研究チームは、舗装、橋梁、上下水道などのインフラを対象に、点検データを活用した統計的な劣化予測手法を研究しています。官民連携モデリング業務においても、インフロニアと舗装点検データを用いた統計的な劣化予測に取り組みました。
インフロニアは、本協定に基づきさいたま市及び大阪大学大学院工学研究科と連携し、道路パトロールの効率化・高度化を図るためのプローブデータ※2活用、点検データに基づく劣化予測結果の維持管理業務への活用等に取り組み、さいたま市の更なる安心・安全・快適な環境の実現を目指します。
※1:前田建設工業株式会社(本社:東京都千代田区、社長:前田操治)、前田道路株式会社(本社:東京都品川区、社長:今泉保彦)は、インフロニア・ホールディングスのグループ会社です。
※2:プローブデータ:走行中の車両から通信ネットワーク等を通じて得られる位置・速度などの情報
【連携事項】
(1) 地域・暮らしの安心・安全、災害対策に関すること
(2) 産業・経済の振興、地域雇用の創出に関すること。
(3) まちづくりに関すること。
(4) その他市民サービスの向上と地域の活性化に関すること。
<問い合わせ先>
インフロニア・ホールディングス株式会社
グループマネジメント部
E-Mail:infroneer-release@infroneer.com