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2023.02.10
お知らせ
前田道路

生物多様性に関する環境教育プロジェクト 「Bonin Infrastructure Initiative」 最終報告会を開催

〈概 要〉
 インフロニア・ホールディングス株式会社 (本社:東京都千代田区、社長:岐部一誠) グループの前田道路株式会社(本社:東京都品川区、社長:今泉保彦、以下「前田道路」)は、小笠原営業所(所在地:東京都小笠原村父島字奥村、所長:篠田耕造)において、東京農業大学国際農業開発学科農業環境科学研究室の学生参加のもと、2022年9月21日~9月26日に実施した「Bonin Infrastructure Initiative~おがさわらのインフラと生物多様性を考える~」の現地視察を終え、2023年1月11日に2022年度の最終報告会を開催しました。

〈詳 細〉
 前田道路は、産学が協力し次世代の技術者の生物多様性や環境問題に対する意識・興味の向上、環境配慮型舗装技術の開発を目標として、小笠原を舞台に「環境保全」や「生物多様性とインフラ整備の在り方」について考える環境教育プロジェクトを実施しました。

 前田道路初の試みでありましたが、インフラ整備と生物多様性の保全について、プロジェクトを進めてきました。事前勉強会では小笠原の歴史・小笠原の固有種と外来種・道路の社会的意義と小笠原のインフラ整備について調査と討議を行いました。現地視察では自然の豊かさに触れ、小笠原の自然やアクティビティを楽しむだけでなく、現地有識者の講義を受け、環境保全やインフラ整備について真剣に学ぶ学生たちの顔が見られました。参加した学生たちが現地で「何を見て」「何を感じ」「どのような行動をとりたいか」それぞれの考えを帰島後に発表し、熱の入った意見交換がなされました。参加した学生たちが生物多様性や前田道路の事業を中心に、多岐にわたって理解を深めたことを確認し、2022年度のプロジェクトを完了しております。
今回のプロジェクトを通して、生物多様性とインフラの関係性が、前田道路として改めて大切であることを再認識する形となり、学生たちも当事者意識を持つきっかけの場を設けられたことで、このプロジェクトの新たな価値に気付くことができました。

 前田道路は、2023年度も小笠原環境教育プロジェクトを実施することを決定しており、複数大学からの参加者によるインターカレッジ方式を採用し、大学間のシナジー効果による活発な対話を導く新たな環境教育プロジェクトとして、発展していく予定です。

 


現地視察の様子

<問い合わせ先>          
前田道路株式会社 CSR・環境部
電話:03-5487-0032  

生物多様性に関する環境教育プロジェクト 「Bonin Infrastructure Initiative」 最終報告会を開催

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