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2022.11.21
お知らせ
前田建設工業

「旧渡辺甚吉邸」が登録有形文化財として答申されました ~本格的チューダー様式の洋風住宅として評価~

  2022年11月18日、国の文化審議会は、前田建設工業株式会社(本社:東京都千代田区、社長:前田操治)のICI総合センター(茨城県取手市)に移築・復原した旧渡辺甚吉邸(以下、甚吉邸)を登録有形文化財(建造物)に登録するよう文部科学大臣に答申しました。今後、官報告示をもって正式決定となりますが、取手市内では初めての国登録有形文化財となります。
 当社は港区白金台にあった甚吉邸を2018年に解体、2022年3月に移築・復原を完了させました。民間企業によって移築・復原した洋館が文化財になることは珍しく、これはハーフティンバーの外観や、瀟洒なタイルと木部の濃密装飾による内観などを有する甚吉邸が、優れた造形の規範であると高く評価された結果と受け止めています。
 なお、これまでにも当社には甚吉邸に対する多数の見学要望が寄せられておりますが、移築・復原を当社の技術研究所でもあるICI総合センター内で実施したことから、現在のところ一般公開は行っておりません。しかし今後につきましては、取手市を含む関係各所と協議の上、多くの方々にご覧いただけるよう公開方法などを検討してまいります。

 甚吉邸の詳細につきましては、下記リンクをご覧ください。

・2022年4月22日「旧渡辺甚吉邸」の移築が完了 ~匠の技と最新技術で未来へ受け継ぐ~
 https://www.maeda.co.jp/news/2022/04/22/5274.html
・Construction REPORT No.65旧渡辺甚吉邸移築活用プロジェクト
 https://www.maeda.co.jp/works/report/genba/65/


旧渡辺甚吉邸外観(撮影:傍島利浩)

<問い合わせ先>
前田建設工業株式会社
経営革新本部 広報部
E-Mail:maeda-release@jcity.maeda.co.jp
 

「旧渡辺甚吉邸」が登録有形文化財として答申されました ~本格的チューダー様式の洋風住宅として評価~

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