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2022.09.21
お知らせ
前田道路

生物多様性に関する環境教育プロジェクト「Bonin Infrastructure Initiative」 現地プログラムを実施

〈概 要〉
 インフロニア・ホールディングス株式会社 (本社:東京都千代田区、社長:岐部一誠) グループの前田道路株式会社(本社:東京都品川区、社長:今泉保彦、以下「前田道路」)は、同社の小笠原営業所(所在地:東京都小笠原村父島字奥村、所長:篠田耕造)において、東京農業大学国際農業開発学科農業環境科学研究室の学生参加のもと、本日より生物多様性に関する環境教育プロジェクト「Bonin Infrastructure Initiative~おがさわらのインフラと生物多様性を考える~」の現地プログラムを実施します。

〈詳 細〉
 前田道路は、小笠原村父島に営業所と工場を構え、小笠原の道路舗装工事に本土復帰の当初より携わってきました。世界自然遺産を含む自然豊かな環境と希少な動植物が生息する小笠原の地で、「環境保全」や「生物多様性とインフラ整備の在り方」について考える環境教育プロジェクトを起案し、本プロジェクトの運営および教育プログラムのコーディネートを進めてきました。
 産学が協力し次世代の技術者を育成するため、2022年5月より東京農業大学においてプロジェクトの参加募集を開始し、参加者5名を決定しました。5月上旬には東京農業大学内にてキックオフミーティングを開催、9月中旬までに小笠原や生物多様性に関する勉強会を4回開催し、本日より現地でのプログラムを実施します。
 今回のプログラムでは実際に小笠原諸島を訪れ自然と触れ合いながら、環境保全やインフラ整備の取り組み事例について小笠原支庁等で講義を受けることを予定しています。

 前田道路は、2030年度に2013年度比50%のCO2削減を目標に掲げ、通常のアスファルト混合物より最大20%のCO2削減が可能となるフォームドアスファルト混合物(LEAB)や製造に使用する燃料として廃食油を導入、CO2フリー電力導入開始など環境配慮型舗装の製造販売を進めています。さらに今回の環境教育プロジェクトにより得られたナレッジを基に、若手技術者への環境に対する意識・興味の向上、産学の連携のもと生物多様性保全・環境配慮型舗装技術の開発を目標とし、「環境にやさしい道づくり」による社会への貢献を目指してまいります。




学生との勉強会実施状況

<問い合わせ先>          
前田道路株式会社 CSR・環境部
電話:03-5487-0032

生物多様性に関する環境教育プロジェクト「Bonin Infrastructure Initiative」 現地プログラムを実施

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