CDPの「気候変動」分野における 最高評価「Aリスト」に選定
インフロニア・ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表執行役社長兼CEO:岐部 一誠、以下「当社」)は、国際的な環境非政府組織(NGO)であるCDP※1による2024年度の調査において、「気候変動」分野の最高評価「Aリスト」に初めて選定されました(2023年度はBスコア)。
Aリストに選出されることは、気候変動対策において世界をリードする企業として認められたことを意味します。以下のような当社の気候変動対策への継続的な取り組み姿勢と具体的なアクションを踏まえ総合的に評価されました。
・「インフロニアグループサステナビリティ調達方針」および 「インフロニアグループサステナビリティ調達ガイドライン」の策定※2 |
・温室効果ガス排出削減目標のSBT認定の取得※3 |
・TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に沿った財務影響分析情報の公開※4 |
・当社グループ全体の再生可能エネルギーの積極的な活用(再生可能エネルギー利用率62%) |
・子会社である前田建設における建築物のライフサイクル排出量の評価 |
・子会社である前田道路における低炭素アスファルト合材(ecole※5)の拡販 |
CDPは、企業に対し気候変動リスクの情報開示を求める国際的なイニシアチブであり、毎年、世界中の企業を対象に気候変動対策に関する調査を実施し、「A」~「D-」の8段階で評価しています。
当社は、今回のAリスト選出を励みに、今後もあらゆる事業活動において気候変動対策を経営の重要課題の一つとして捉え、当社グループに関わる全てのステークホルダーとともにより一層の取り組みを推進してまいります。
※1)CDP:
CDPは2000年に英国で設立されたNGOで、企業や自治体を対象とした世界的な環境情報開示システムのグローバルスタンダードとして広く認知されています。機関投資家や銀行が投資判断やESG(環境・社会・ガバナンス)格付けに活用されるなど、その影響は大きく、金融機関から企業に向けてCDPへの回答を依頼するケースや融資条件としてスコアの取得状況を確認することを求めるケースもあります。2024年は全体で世界の24,800社超の評価を実施し、日本では約2,100社が回答しました。
※2)関連リリース:
インフロニアリリース「「インフロニアグループサステナビリティ調達方針」および 「インフロニアグループサステナビリティ調達ガイドライン」の策定について
(https://www.infroneer.com/jp/news-article/2024/07/26/884.html)
※3)関連リリース:
インフロニアリリース「インフロニアグループの2030年度温室効果ガス排出削減目標がSBT認定を取得
(https://www.infroneer.com/jp/news-article/2024/12/19/937.html)
※4)関連ページ:
サステナビリティサイトTCFD (気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に沿った情報開示
(https://www.infroneer.com/jp/sustainability/environment/climate.html)
※5)ecole(エコール):
機械式フォームド技術を利用した低炭素(中温化)アスファルト混合物
(https://ssl.maedaroad.co.jp/search/ecole%ef%bc%88%e3%82%a8%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%89/)
<問い合わせ先>
インフロニア・ホールディングス株式会社
経営戦略部 サステナビリティ推進室(環境チーム)
E-Mail:inf_environment@infroneer.com